第二子出産体験記
はじめに
第二子出産の経過記録
STEP1. 前駆陣痛段階
- 陣痛のときに力を抜いて赤ちゃんがでできやすくするらしい
- 痛みがきたら、あぐらポーズでお腹に手を当てて、鼻から大きく息を吸い、口からすーーーっと細く長く吐く。力を抜くことを意識する。
- 赤ちゃんに話しかけて、一緒に頑張る
- 出産直前まであぐらポーズで乗り切る
STEP2. 陣痛初期段階
なんちゃってソフロロジー呼吸法の練習をしながら、朝6時、陣痛は変わらず5〜10分間隔。
夫が起きてきたので、多分前駆陣痛が来てることを伝え、今後の方針を相談。
私の両親に連絡して、娘を託して、まずは病院へ行く。夫は出勤して、お産が進みそうなら、早退する、ということで合意。
病院に連絡すると、まだ痛みがそれほどでもないのであれば、外来開始の8:30に来院してください、とのこと。
陣痛が来ているときはイスに座ってのソフロロジー。陣痛が引いたら、着替えたり、入院準備(前もってほぼ準備済みだったけど)したり、最後の年賀状の印刷をしたり。割りと普通に動けます。
8時頃、実母に娘を任せ、実父に車で産院まで送ってもらい、内診→陣痛モニタリング→ドクターと話し合い。
陣痛間隔は約6分だが、張りはそんなに強くない。赤ちゃんの位置も高いし、子宮口も1,2センチ程度。初産なら自宅待機の程度だが、経産婦で自宅でひとりなので、入院してもいいよ、とのこと。
そんなわけで、午前10時に無事?入院となりました。
STEP3. 陣痛進行中
陣痛室に案内され、夫と両親に連絡し、さて、あとは陣痛が無事進行してくれるのを待つのみ…
第一子の時はここからもなかなか進まず、長く苦しい記憶がよみがえります。
しかし今回は、前回に比べると全然気持ちに余裕があります。
このとき、陣痛間隔5〜6分。陣痛継続時間は50〜70秒。ソフロロジー呼吸法で3回くらいで乗り切れます。
11時頃、前日からほとんど寝てないためかなり眠くなり、まだまだ時間がかかるはずだし、寝れるうちに寝て体力を回復しておこう!と、陣痛室に敷かれた布団に横になります。
しかし、横になってからも段々痛くなる陣痛…なかなか寝つけません。。
結局30分くらい横になったものの、痛さが増してきて4分間隔になり、寝てられなくなります。
ここから起き上がって本格的にソフロロジー呼吸法を開始。
陣痛来ない時はあぐらポーズをくずせますが、陣痛が来るぞ〜となれば慌てて布団の上に座ってあぐらポーズ。
そしてソフロロジー呼吸法。
多分、あぐらポーズで布団がソフトにお尻を押してくれる効果があるので、いきみ逃ししやすいんじゃないかと。
お昼前にトイレに行くと、おしるしが。第一子のときはおしるしがないまま出産だったのですが、今回はちゃんとありました〜。
12時にお昼ご飯が運ばれてきて、あまりにも天ぷらのいい匂いがするので、海老の天ぷらと、フルーツを食べる。この陣痛の合間でも食べれる自分、すごい!
海老天を食べていると、助産師さんがやってきて点滴針を挿入。
え?もう点滴針ですか??とビックリしたら、「経産婦さんはバタバタすることが多いから…」とのことでした。
お昼過ぎて、娘を保育園に送ってくれた実母が来院。娘は母がいなくても特に不満をもらすことなく登園したそうな。
13時を過ぎると痛みがだいぶ強くなってきて、あぐらポーズをくずせなくなってきました。
あまりにも痛いときは、赤ちゃんに「大丈夫よ〜」「上手に産まれておいで〜」「ゆっくりね〜」などとブツブツつぶやいてました。
助産師さん曰く「今のままいきみ逃しを続けて、我慢できなくて身体が動いちゃうくらい強い陣痛が来たら、診察しましょう」とのこと。
確かに、この段階でまだソフロロジー呼吸法で我慢できるんです。
かなり痛い陣痛ですが、3〜4分間隔からなかなか縮まらない…
一時間ほど耐えて14時頃、助産師さんがやってきて、足を触って「下半身を温めましょう」と、レッグウォーマーを履かせてくれて、ついでに陣痛促進のツボにお灸を、背中を電気あんかで温めてくれました。
そのすぐ後、今までにない強い陣痛がやってきて、思わずあぐらポーズが崩れます。しかも陣痛の間隔がなくなってドンドン陣痛が来るように!
母に助産師さんを呼んでもらい、診察すると、「もう子宮口全開で、赤ちゃんの頭もすぐそこなので、今すぐ分娩室へ移動しましょう!準備してきます!」とのこと。
なんと!思ったより早く出産になりそう!?果たして夫は間に合うのか??
STEP4. 分娩
分娩室へ移動待ちの間、赤ちゃんに膀胱を圧迫され、めちゃくちゃトイレに行きたい私は、なんとか陣痛が止んだ隙に「今のうちにトイレに行かないと!」と陣痛室を出てフラフラとトイレへ。
もちろん、ナースステーションの前で止められました。
「今トイレに行くと危険なので、分娩台で吸引します!」
はい、すみません…
陣痛と尿意でフラフラと分娩台へ登ったのが、14:15頃だったと思います。
助産師さんの的確な誘導に従って、数回いきんだところで、夫さんが到着。ギリギリ間に合いました!
そのまま助産師さんに従って、いきんだり、力を抜いたり←これが難しい!!
約10分後、無事に第二子誕生!もうこの瞬間のテンション上がりっぷりったら他にないです。
産まれた瞬間におしっこを飛ばした元気な男子でした!
傷もちょっと縫ってもらいましたが、ツッパリ感もなく、まさに母子ともに健康なお産となりました。
第一子のときは「母子ともに健康ですが、母は傷だらけで療養中 」だったのに!(産後数ヶ月は身体辛かった…)
なるほど、これが第二子ということですね。第一子の出産とは別モノです。三人目を産みたくなる気持ちがちょっと分かります。
保育園帰りの娘も分娩室にいる間に会いに来てくれて、弟と初対面。
一生忘れない幸せな瞬間になりました。
ふりかえり
良かったこと
- なんちゃってソフロロジー呼吸法
- 事前に出産時と入院時に分けて荷造りをしていたこと
- 早めに入院させてもらったこと
- 助産師さんの誘導に従えたこと
こうすれば良かったなーってこと
- 陣痛待ち時間に読もうと思って本を持っていたが、、、やはり読めるものではない。邪魔だった。。
- 夫さんの出番がほとんどなかった上に立会いもギリギリだった。陣痛にも付き合ってもらうつもりで休んでもらったら良かった。
- 写真や動画が少なめ?なんせバタバタするので、準備は万全にしといた方がいいみたい。
ふりかえってみても、予定日超過してヤキモキしたし、ものすごーく痛くて大変だったんですけど、ものすごーく幸せな出産体験でした。
無事産まれたくれた息子と、サポートしてくれた皆さんに心から感謝です。